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トピックス

「60代シニア層の就業ニーズに関するアンケート調査」結果概要について

2024.01.15 ニュースリリース

 生涯現役社会の実現に向けて、働く意欲のある高年齢者が長年培ってきた知識と経験を
生かし、年齢に関わりなく活躍し続けることができる 「生涯現役社会」を実現すること
が重要になっています。

 産業雇用安定センターでは、就労意欲が高い60歳以上の高年齢者を求職者登録し、66歳
以降も働き続けることが可能な求人情報(受入情報)を収集するとともに、その能力の活
用を希望する事業者に紹介を行う、「キャリア人材バンク」を構築してマッチングを行っ
ています。

 このたび当センターは、「シニア層の就業ニーズに関するアンケート調査」を実施し、
調査結果を取りまとめました。
 この調査結果は、今後のキャリア人材バンク事業におけるシニア層の再就職支援に活用
するほか、シニア層の活躍方策を模索する大企業等と人手不足に悩む中小企業の間の円滑
な労働移動の促進など、シニア層の活躍支援に活かしてまいります。

【調査結果のポイント】
・ 仕事探しで重視するものは、「仕事内容・職場の働きやすさ」が最多で、「給料」はやや低い
・ 男性60~64歳の約半数が週5日以上の働き方を希望する一方、女性と男性65~69歳では7割から8割超が週4日以下を希望
・ 個々の職種では、事務系の仕事、中でも事務補助、学校校務支援などのサポート的な仕事の希望が高い
・ 人手不足分野の運輸、警備、介護福祉等の仕事はシニア層でも希望度が低い。ただし、業務内容の分割など仕事内容を見直し、シニア層の活躍を促すことで人手不足緩和に繋がることが期待できる。

■今回調査概要
時期:2023年11月
方式:民間調査会社への委託によるWEBアンケート方式
対象:現在求職活動中の60代男女
回答:1,000件

調査結果の詳細(PDF) (1.20 MB)

 

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 産業雇用安定センター 業務部
東京都江東区亀戸2-18-10 住友生命亀戸駅前ビル5階
TEL : 03-5627-3723