人材育成型出向・キャリアアップ型出向に関するアンケート調査の結果報告について
少子高齢化が進行し、働き手が減少する我が国において、企業が持続的な成長を実現していくためには、人材への投資や人材育成による労働生産性を高めてゆくことが不可欠となっております。
産業雇用安定センターでは、そのための解決策の一つとして、2018 年より在籍型出向制度をベースとした新たな出向の形態として「人材育成」や「キャリアアップ」等を目的とした出向支援サービスに取り組んでまいりました。
このたび、人材育成への社会的要請の高まりを踏まえ、「人材育成型」・「キャリアアップ型」出向支援サービスに関する賛助会員（※）における問題意識を把握するため、アンケート調査を実施し、調査結果を取りまとめました。
※賛助会員：幣センターの会員企業約 8,000 社
人材育成型出向等支援の概要（人材育成・キャリアアップ） (778.35 KB)
【アンケート調査結果のポイント】
・3割以上の企業が人材育成型出向・キャリアアップ型出向に「関心あり」
・従業員規模が大きいほど出向への関心が高い
・30代の中堅層が出向ニーズ高いが50代以降のシニア層にも一定の出向ニーズあり
・課題は「給与水準などの処遇面」
■今回調査概要
時期：2023年3～4月
方式：WEBアンケート方式またはFAXによる回答
回答：473件
目的：人材育成型出向およびキャリアアップ型出向に関し、企業における利用の状況、関心の
度合いを把握し、今後のセンターの支援サービスの指針を探る。
本件に関するお問い合わせ先
公益財団法人産業雇用安定センター 企画調整部 広報室
東京都江東区亀戸2-18-10 住友生命亀戸駅前ビル5階
TEL : 03-5627-3600