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「次世代の働き方・これからの働き方」~生涯現役で働くことをめざすため、新たな雇用社会の実現へ~シンポジウム開催報告

2020.02.28 お知らせ

 2020年2月19日(水)13時より、松下IMPホール(大阪市:中央区)にて「次世代の働き方・これからの働き方」(副題:生涯現役で働くことをめざすため、新たな雇用社会の実現へ)と題し、当センター大阪事務所主催によるシンポジウムを開催しました。
当センター地方事務所主催によるシンポジウムとしては最大規模のイベントであり、当日参加者は400名を超え、基調講演をはじめ、パネルディスカッションでも熱のこもった意見交換や提言がなされ、シンポジウムは成功裏に終えることができました。

 冒頭、太田理事長より、当センターの設立経緯と活動状況を報告した上で、当センターのキャリア人材バンク事業について「特に人口減少・高齢化の進展、人生100年時代の到来など、誰もがいくつになっても活躍できる社会の構築が求められている中、当センターが行うキャリア人材バンク事業の重要性を強く認識し、積極的な推進に努めていく」と説明し、「基調講演では、医学的な見地から、健康で働き続けるための貴重な話が伺えること、また、パネルディスカッションでは、企業側、労働側から働きやすい職場環境を作るための有益な話が伺えることに期待する。」と表して主催者挨拶を締めくくりました。

1.基調講演

 守山敏樹氏(大阪大学キャンパスライフ健康支援センター長)が、「人生100年時代における医療の役割と挑戦」というテーマで講演されました。守山氏は大阪大学キャンパスライフ健康支援センター長として、学生や大学職員の健康相談やハラスメント相談を統括し、医学部以外の機関とも連携してメンタルヘルスケア対策や障がい者支援、ダイバーシティーを推進する一方、産業医、労働衛生コンサルタントとして多くの企業に対して、長寿社会を迎える中での労務管理の在り方などに関する助言・指導を行われており、これまでの経験と専門分野での見地から、人生100年時代を迎える中で、健康で働き続けるために取り組むべき日々の活動について、熱心な講演がなされました。

2.パネルディスカッション

 基調講演に続き、企業側としてレンゴー株式会社から伊藤 嘉寿代氏(人事部長代理兼女性活躍推進室長)、エバオン株式会社から前西衛氏(代表取締役社長)、労働側として日本労働組合総連合会大阪府連合会から井尻雅之氏(事務局長)、当センター大阪事務所片岡伝七所長をパネラーに、また、大阪労働局から尾崎哲一氏をアドバイザーに迎えてのパネルディスカッションが行われました。

3.シンポジウム概要

概要につきましては、以下の開催案内をご確認ください。