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「令和2年版厚生労働白書」が10月23日に公表されました。~同白書における当センターに係る部分をご紹介します~

2020.10.26 お知らせ

 「厚生労働白書」は、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的にとりまとめており、令和2年版は、平成13年(2001年)の「厚生労働白書」発刊から数えて19冊目となります。

 令和2年版は2部構成となっており、例年異なるテーマでまとめている第1部では「令和時代の社会保障と働き方を考える」と題し、平成の30年間を振り返りつつ、高齢化がピークを迎える2040年頃を見据えて、「人生100年時代」「担い手不足・人口減少」「新たなつながり・支え合い」「生活を支える社会保障制度の維持・発展」という4つの方向性に沿った対応の必要性を提示しています。

令和2年版厚生労働白書

当センターは、下記の通り紹介されています。

第1部 第2章 第4節 2.近年の主な対応 内の図表2-4-3に
<高年齢者の再就職やキャリア形成に関する支援> (p.144)
 1.ハローワークの生涯現役支援窓口や産業雇用安定センターによるマッチング機能の強化
 2.労働者のキャリアプランの再設計等を支援する拠点の整備
 3.企業の実情に応じた中高年齢層向け訓練の実施等

第2部 第3章 第1節 4.「生涯現役社会の実現」
(1)企業における高年齢者の就労促進(p.254)
 生涯現役社会の実現に向けた環境を整備するため、65歳以降の定年延長や継続雇用制度の導入、高年齢者の雇用管理制度の整備等や高年齢の有期契約労働者の無期雇用への転換を行う事業主に対して、「65歳超雇用推進助成金」を支給している。また、(公財)産業雇用安定センターにおいて高年齢退職予定者の情報を登録して、その能力の活用を希望する事業者に対してこれを紹介する高年齢退職予定者キャリア人材バンク事業を実施している。

 

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 産業雇用安定センター 広報室
東京都江東区亀戸2-18-10 住友生命亀戸駅前ビル5階
TEL : 03-5627-3600